サーチ
映画館で見て、今この時代だからこそ刺さった映画。
「Search/サーチ」。
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監督:アニーシュ・チャガンティ
キャスト:ジェン・チョー
忽然と姿を消した16歳のマーゴット。
家出なのか誘拐なのかは不明ですが、父デビッドは娘を信じ調査を進めます。
捜査は思うように進まず、警察への不信感が募るデビット。
娘を救いたい一心でマーゴットのSNSにアクセスを試みることにします。
そこにあったのは自分の知らない娘の姿でした。
そこで知る娘の姿や嘘にショックを受けたり、犯人と勘違いし激昂して男に詰め寄る自分の姿をYoutubeにUPされ非難されたり。
それでも執念で調査を進め少しずつ事件当日の娘の情報が集まり、何をしていたかどこにいたのか少しずつ謎が解け始めます。
そして衝撃の結末へ。
SNSを使い娘を探す最先端サスペンス。
映画館のスクリーンがPCの画面として映し出され、斬新なアイデアがたくさん詰まっていて10年前に観ても、10年後に観ても少し違う感覚になってしまうと思う。
まさに今見るべき映画!!
見て!ほんとに見てほしい!!
本当に執念でSNSを見まくるのですがそのおかげで一つ一つの謎がどんどんどんどん、最後にはぐわーーーーーーーーって一気につながります。
そのラストは鳥肌ものだったし、こんなにうまくまとめるのかと感動しました。
SNSってみんな輝いて見えるよね。
それってホントに一部分だけで、すべてじゃない。
でもそれ故に人の嫌な部分や見られたくない部分も詰まってて、
個人情報の怖さとか希薄な人間関係とかを感じたな。
マーゴットとは顔見知りって言ってた子が行方不明事件が報じられるや否や
親友になっていたり、友達って何なのかなと考えさせられたり。
自分の子がこんな風に扱われたらヘンテコは我慢できません。
最近映画はすべて親目線で見てしまいます。
警察に「落ち着いて!あなたは何もしないで!!」と言われても
無視して突き進むデビッド。
私でもきっとそうする。
子どものピンチの時に何もしないなんて無理だ!!!
そしてこのめちゃくちゃに面白い映画を作ったのは超若手監督アニーシュ・チャガンティ。
まだ20代!!
今後の活躍が楽しみだーーーー!!